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2018.05.26

男性の更年期障害診察は?

ある新聞の記事で男性にも更年期障害があるということを知りました。私の症状と良く似ているため一度検査を受けたいのですが、どの診療科で相談すれば良いでしょうか。
那覇市会社員・52歳


おもに泌尿器科での診療

更年期障害は男性にも起こる事が知られており、40歳代から60 歳代に多く、早ければ30歳代で発症します。その原因の多くは、 加齢に伴う男性ホルモンの減少で発症すると言われています。男性更年期障害は医学用語で「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」といいます。男性ホルモンの大半は精巣で作られますが、加齢による精巣機能の低下で男性ホルモンの産生量が減少し、さらには身体生理機能の低下や社会、家庭でのストレスが拍車をかけLOH症候群が発症します。

40歳代後半から60歳代は人生で最もストレスが多い時期といえます。中間管理職で重い責務を負った状況であり、最近では不況に伴い会社の倒産やリストラに対する不安は大きく、さらには高齢となった親の介護や病気の心配、また自らの子供の進路や学費、住宅ローンのやりくりなどでの悩みも多く、心理的ストレスの要因がLOH症候群と複雑に絡み合っています。そして体の調子が悪い、やる気になれない、眠れない、心に充実感がない、イライラしやすい、性欲減退、勃起不全(ED)などの様々な症状が出現します。その症状からうつ病と間違えられるケースも少なく無いとされています。

女性の場合更年期障害の原因は明確で、閉経により女性ホルモンの分泌が急激に低下することによってほてり、のぼせ、発汗など血管運動に関する症状が出てくるとされています。しかし、男性の場合は閉経のようにはっきりした現象はありませんので、LOH症候群と自覚しにくいのが現状です。LOH症候群の診断は、男性ホルモンであるテストステロン値の測定で行います。診療は泌尿器科で行われることが多いと思いますが、施設によってはLOH症候群の診療を行ってない医療機関もありますので、事前に電話などで確認し、受診されたほうが良いと思います。

2018.05.26

精液に血が混じる、怖い病気?

先日、精液に血が混じっているのを見て心配しています。がんなどの大きな病気がないか心配です。また、日常気をつけることがあったら教えてください。
那覇市男性・38歳


多い自然治癒、あまり心配せずに

精液の中に血液が混入する状態を血精液症といいます。それは成人男性には珍しくない疾患で、40歳前後に多く、普通痛みを伴わない事が多いようです。精液は精巣(こう丸)で作られた精子と、主に前立腺や精のう腺などで作られる分泌液から成り立っており、通常は乳白色をしています。血精液症は新鮮な出血の場合真っ赤に見えますが出血後数時間経った場合には茶褐色(鉄さび色)に見える事があります。原因の多くは前立腺や精のう腺、尿道などの細菌感染、アレルギー、あるいは突発性(原因不明)の炎症をおこした結果、発症すると考えられています。まれに前立腺や精のう腺の結核、あるいは悪性腫瘍(がん)などの重大な病気が原因となっていることもあります。特に40歳以上の方の場合は前立腺がんの発生頻度が高くなりますので、前立膿・ がんの血液検査( PSA値測定)を受けられた方が安心です。 血精液症の原因を調べるためには、尿検査や直腸診(肛門から指を入れて前立腺や精のう腺を触診する)、精管や精巣状態の触診、超音波検査など比較的簡単な治療を行います。またCTやMRIなどの精密な検査を追加する場合もあります。

一連の検査で尿や前立腺分泌液に異常のないことが確認できれば、たいてい2~3週間で自然治癒します。炎症が見られた場合には生薬や漢方薬で、細菌感染がある場合には抗菌剤の内服での治療を行います。痛みを伴わない血精液症の場合は、日常生活でさほど神経質になる必要はありません。 ただし新鮮な出血の場合には、出血を助長させないようにアルコールや香辛料など刺激物の摂取を控えたほうが無難です。何日も精液の色が赤みを帯びていたり、茶褐色であれば恥ずかしがらずに、泌尿器科を受診して ください。話は少し脱線しますが、男は一生の間に一升瓶1本分の精液が出ると最後は赤球がコロンと出て「(男性として)打ち止め!」 という俗説がありますが、医学的にはそのような事はありませんのでご安心を。

2018.05.08

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