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2018.05.26

陰部かぶれ、湿疹

沖縄では蒸し暑いこの時期、「陰部の皮膚や亀頭部が赤くなった」、「痒い」、または「痛い」という症状で受診する方は多く、その診断のほとんどが陰部湿疹や亀頭包皮炎です。

陰部は湿度があり、常に体温で温かい上陰毛の毛穴からは皮脂腺(アポクリン腺)が分泌されるため細菌や真菌が繁殖しやすい環境にあります。 
また、包茎の方は亀頭と包皮の間に恥垢(ちこう)がたまりやすく、恥垢(ちこう)や汗、おしっこ等を雑菌が分解した結果できるアンモニアが皮膚を刺激して局所のかゆみ、痛み、赤み、腫れ等の原因となります。

その他にも、アレルギー(ゴム製品やゼリー)や感染症が原因となるケースもあります。

陰部が汗でむれないように風通しの良い下着を選択し、汗をかいたらこまめにシャワーに入るなど局所の清潔を保つ事は当然の事、自己判断で手持ちの軟膏薬を使用するのではなく医療機関でしっかりと原因を追究して適切な治療を行いましょう。

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